1973年2月製の田原楽器 J -40、12弦ギターです。 トップ、スプルース単板。 サイドバック、 ローズウッド合板 。当時の定価は ケース別で4万円。 40年以上前に東京のカワセ楽器店で購入したギターです。 大変バランスの良い、 美しい音で鳴っていた楽器でしたが、 友人に久しく貸していたら コンディションが酷くなっていました。 写真のようにピックガードがありません。 また 指板とサウンドホールの間に写真のように 2箇所ヒビが入っています。 弦高は弦が緩んでいる状態で約4 mm あります。 本来の音程に合わせるともっと高くなります。ネックは比較的まっすぐでロッドの調整もききますが ボディの付け根から少し起きている感じがします。 サウンドホールのヒビもこれが原因かと思われます。 ピックガード周辺には傷が少しありますが、 ヘッド、ネック、ボディのバック、サイドなど 、他の部分には大きな傷はほとんどなく綺麗な方です。 ブリッジの浮きはありません。 糸巻きも多少のトルクムラはありますがチューニングできます。 フレット残約6割。 ケースは購入時のオリジナルで 楽器店 の丸いプレートが付いています。 収納については問題ありませんが 外側の黒いビニールは一部めくれたり劣化 しています。 当時としてはとても高級なギターでした。 カワセ楽器店で売られたギターは特に厳しい品質チェックを受けているので、この点でも貴重だと思います。 どなたか修理してお使いいただけませんでしょうか。 商品情報 カテゴリ 楽器 › ギター › アコースティックギター