高級SPを先ずは密閉で造り、改造バスレフにしました。
テストSPはTangBand W4-1879(傷物ですが・・)を使った実験です。
10cmには大き過ぎる箱ですが密閉との比較をし、バスレフの凄さの実験でした。

＜特筆点＞
１）10cm級には大きな箱ですが密閉試作実験後、底バスレフに変更を加えました。
２）密閉箱の底に孔を開け低音を出すベース兼用の地下室構造です。
３）板厚さは6mmの檜合板にラーチ12mmを接合した18mmを使っています。（背面は別）
４）吸音材を全て貼って有り、ユニット取付、配線すれば即、使えます。
５）底ベース板は底のタッカーピンを抜き木ネジを取れば外せます。

＜仕様＞
・SP：ボアー=97, PCD=115 取付ネジ2.6mm左右共に下孔有り。前付けです。
正式SPに鑑みT/BはPCDが微妙に違うので6mm位相をずらせて付けました。
・箱外形・板厚： 280W 330D 450+50H ・ 18mm 約 28リットル
・ダクト仕様；底にベース枠を兼ねたダクト（地下室構造）を設け背音を丸ポートから導入。
・背面に通線孔 12φ×2 ピッチ25mmを開けてあります。
・吸音材は5mm硬質ウ－ルをほぼ全面に貼ってあります。
・#240,320表面研磨処理後、塗装は無しです。

＜補足＞
●箱は大き過ぎると平面バッフル状になりSP低域性能が余り発揮できません。
密閉箱でも箱自身が振動体で低音歪みもハーモニックも現れます。
これらの検証も兼ねた後、やはりバスレフ構造に改造しました。
せっかくの前面木目に穴を開けるのには抵抗が有りまして・・
●作品LH-20リットルに比べ僅かに重低域が上がっていますが特性は似ている。
図に密閉とのデータ比較が有る。小さくて見えない場合はご連絡頂けば
Mail-添付します。このSPはさすがに重低域での歪み、ハーモニック・ノイズが
少ないです。しかし、密閉といえど30Hz位迄は歪んでいます。
●試聴では、これが10cmか？を想わせる重低域が出る。
アンプT/Cを効かせるのに絶好な特性です（普通低域が低い方が良いのです）
●側板に節目が有りパテ修正してあります。

個人の趣味製作々品です。画像でご納得できる方のみ応札をお願いします。
機能、性能、みたくれを気になさる方は、絶対に、応札ご遠慮ください。